小学1年生が書いた「万博感想文」がSNSで注目を集めています。
投稿されたのは、2025年10月5日にX(旧Twitter)でシェアされた、たった一文の感想文。しかしその中身は、大人の予想を軽々と超えるユニークさで、多くの共感と笑いを誘っています。
大規模なパビリオンや展示が目白押しの大阪・関西万博。その思い出を子どもがどう綴ったのか——あなたも思わず微笑んでしまうかもしれません。
ニュース本編(何が起きたか)
Xユーザーが投稿したのは、小学1年生の息子が授業で書いたという万博遠足の感想文。タイトルは「わたしのばんぱくのおもいで」。
そこに綴られていたのは、こうです。
「おにぎりをぺっちゃんこにしたことです。」
……まさかの一文。そして、その内容にはパビリオンも展示も一切登場しません。大人たちが期待するような「サウジアラビア館がすごかった」「ドイツ館でロボットを見た」といった記述は皆無。
それにもかかわらず、「2.6万いいね」「これこそが子ども」と多くの人の心を動かしました。
背景や家族・経歴・人物情報
投稿主のみそしるうまこさんは、ブログ「フルタイムワーママのワンオペ育児奮闘日記」を運営する二児の母。仕事と子育てに奮闘しながら、日々の育児のエピソードをユーモアと温かみを込めて発信しています。
今回の感想文についても、「ズコーッって擬音が出そうでした」と振り返ります。
息子さんは遠足から帰宅後、「おにぎり潰れてた〜」と笑って話していたそうですが、その後にサウジアラビア館やドイツ館の話もしていたため、母としてはそちらの印象が強く残っているものだと思っていたとのこと。
ところが提出された作文には「ぺっちゃんこのおにぎり」のことしか書かれておらず、親としては拍子抜けした一方で、子どもの素直な目線に笑ってしまったと言います。
関連する過去の出来事や比較
実は、こうした“子どもならではの視点”が世間を和ませる事例はこれまでにも多く存在します。
たとえば、ある親がジブリ美術館に連れて行った際、子どもが「いちばん楽しかったのは階段」と話したというエピソード。動物園に行って「ゾウよりソフトクリームが印象的」と言われたという話も有名です。
大人は目玉展示や有名スポットを思い出にしてほしいと思いがちですが、子どもたちにとっては「座った場所」「落とした物」「昼ごはん」といったささやかな出来事が記憶に残ることも多いのです。
今回の「ぺっちゃんこのおにぎり」も、そんな“心に刻まれた瞬間”のひとつだったのかもしれません。
目撃談や具体的描写
では、当日そのおにぎりはどのように潰れてしまったのでしょうか? みそしるうまこさんによると、お弁当は通常通りリュックに入れて持たせていたものの、万博会場までの移動や荷物の圧力で「かなりぺちゃんこ」になっていたとのこと。
それでも息子さんは「うわー潰れてる!」と笑いながら美味しそうに完食したといいます。
それだけに、この出来事が彼にとっての「万博のメインイベント」だったのかもしれません。
芸能活動・仕事状況(映画・ドラマ・舞台など)
今回の話題は芸能人のエピソードではありませんが、「育児×発信」というテーマはYouTuberやインスタグラマー、エッセイストの間でも注目されており、実際に“育児ネタのSNSバズ”から書籍化された例も多数存在します。
みそしるうまこさんのような「日常の笑いを届けるワーママアカウント」も今後ますます需要が高まると予想されます。
SNSの反応
この感想文には多くのXユーザーが反応し、コメント欄には共感と称賛の声が溢れました。
- 「これこそが子ども。100点!」
- 「うちの子も似たようなこと言ってた(笑)」
- 「主語と述語が合っててちゃんとした文。小1でこれはスゴい」
- 「可愛すぎて泣き笑いした」
- 「わんぱくって読んでたけど、意味通ってたw」
- 「“ぺっちゃんこ”って表現が絶妙!」
- 小学1年生の万博感想文がバズり中
- まさかの「おにぎりがぺっちゃんこ」の一言のみ
- サウジ館・ドイツ館よりもお弁当が思い出に
- 親の期待と子の視点のギャップが微笑ましい
- SNSでは「これぞ子ども」「100点」の声が殺到
今後の展望
子どもの感性や視点は、時に大人の想像を超えます。今回のような何気ない出来事を「感想文」として残すことの価値は、教育現場でも改めて注目されています。
また、SNSでの拡散により、“子ども目線の名文”がバズのネタとして広がる傾向も加速しており、今後も同様のエピソードが話題になる可能性は高いでしょう。
その中で、親や大人たちが「どんな経験を提供するか」よりも、「どんな視点を面白がれるか」が問われる時代になっているのかもしれません。
FAQ
A1. 内容が非常にユニークで、大人の期待を裏切る純粋な視点だったこと、加えて「ぺっちゃんこ」という表現の面白さがSNS上で話題となったためです。
A2. 二児の母でフルタイム勤務をこなしながら育児ブログを発信中。日常の面白エピソードや育児ネタでフォロワーを和ませる人気ユーザーです。
A3. 展示物や名所よりも「弁当」「階段」「落とし物」など、日常のちょっとした体験が強く印象に残る傾向があります。
まとめ
今回の「ぺっちゃんこのおにぎり」は、大人が忘れかけていた“子ども視点”の素直さと愛らしさを、あらためて私たちに教えてくれました。
どれほど立派な建物よりも、潰れたおにぎりの方が記憶に残る——それは、今の時代に必要な感性かもしれません。
多くの人が思わず笑ってしまったこの感想文は、家庭でも教育現場でも語り継がれる“名文”となりそうです。