「オンライン英会話が多すぎて、結局どこがいいのか分からない…」。
そんな悩みに答えるために、本記事では 「料金」「講師・教材」「学習サポート」「目的との相性」 の4軸でオンライン英会話を整理し、
初心者・ビジネス・とにかく量をこなしたい人など、タイプ別に“選びやすい比較表” をまとめました。
- まずどのサービスを候補に入れるべきか(主要10社の比較表)
- 初心者・ビジネス・コスパ重視など「目的別のおすすめ候補」
- 上位サイトがあまり書いていない「挫折しやすいパターンと回避策」
- 無料体験をムダにしないためのチェック項目
※料金・サービス内容は2025年11月時点の各社公式情報をもとにした目安です。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
POINT
- オンライン英会話は「目的×続けやすさ」で選ぶ
- 主要オンライン英会話10社の比較表【料金・特徴まとめ】
- タイプ別おすすめオンライン英会話ランキング
- 失敗しないオンライン英会話の選び方5ステップ
- 初心者が陥りがちな失敗と挫折パターン
- 無料体験を最大限に活かすチェックリスト
- よくある質問(料金・上達スピード・続け方)
- まとめ:比較に迷ったら「続けやすい1社」から始める
結論:オンライン英会話は「目的×続けやすさ」で選ぶ
サービスを比較するとき、多くの人が「料金」や「知名度」だけで選びがちですが、 実際は ①学習目的 と ②自分が続けやすい仕組み の2つを先に決める方が、失敗が圧倒的に減ります。
まずは自分がどのタイプかチェック
- 毎日少しずつでも良いので「習慣化」したい → 毎日プラン・予約型
- 時間が読めないので「スキマ時間で話したい」 → 回数無制限・今すぐレッスン型
- 仕事で使うビジネス英語を鍛えたい → ビジネス特化型
- 英会話が怖いので「日本人講師」から慣れたい → 日本人講師・カウンセラー重視
情報を集めすぎると、かえって決められなくなります。まずは本記事の比較表から自分のタイプに合う2〜3社だけを候補にし、 無料体験で「相性」を確認するのがおすすめです。
主要オンライン英会話10社の比較表【料金・特徴まとめ】
ここでは、2025年時点で利用者が多く、口コミ・満足度でも評価の高い代表的なオンライン英会話を「毎日プランの目安料金」とともに一覧にしました。
| サービス名 | 料金の目安 (毎日レッスン相当) |
講師・教材 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 総合DMM英会話 | 1日1回プランで月5千円前後 (スタンダード・フィリピン/多国籍講師) |
世界120ヵ国以上の講師、日本人講師あり。教材数が非常に多く、日常〜ビジネス・試験対策まで幅広い。 | バランス重視で「まず1社」選びたい初心者〜中級者 |
| 話す量ネイティブキャンプ | 回数無制限プランで月7千円前後 | 予約不要の「今すぐレッスン」が特徴。ネイティブ講師やカランメソッド対応講師も在籍。 | スキマ時間を使って「とにかくたくさん話したい人」 |
| ビジネスBizmates | 毎日25分で月1万3千〜1万5千円前後 | 講師全員がビジネス経験者。職種や業界に合わせた教材が用意され、会議・プレゼンなど実務寄り。 | 昇進・転職など「仕事に直結する英語力」を伸ばしたい社会人 |
| 初心者レアジョブ英会話 | 月8回〜毎日プランまで柔軟に選択可 | 採用率の低いフィリピン人講師中心。カウンセリングや学習プランの提案などサポートが丁寧。 | 英会話が初めてで、学習方法から相談したい人 |
| 学習設計kimini英会話 | 平日昼限定などで月5千円前後〜 | 学研グループ運営。学校教材に近いカリキュラムで、予習・復習がしやすい構成。 | 文法も復習しながら「基礎からやり直したい」人 |
| 産経オンライン英会話Plus | 毎日25分プランで月7千円前後 | テキストが実務寄りで、ニュース英語・ビジネス英語も学べる。 | ニュースを読みながら英語を鍛えたいビジネスパーソン |
| ECCオンラインレッスン | 回数制プラン中心で調整しやすい | 大手英会話スクールのノウハウをオンラインで受講可能。 | 通学型ECCの雰囲気が好きな人・質を重視する人 |
| QQ English | 月8回〜毎日プランまで幅広い | カランメソッド正式認定校。オフィスからのレッスンで通信が比較的安定。 | カランメソッドで「英語脳」を鍛えたい人 |
| Cambly | ネイティブ講師で月1万円台〜 | ネイティブ講師からのオールイングリッシュでの学習。 | ネイティブ発音や表現にこだわりたい上級者 |
| 子ども向け専門スクール各種 | 月4回〜で5千円前後〜 | 小中学生向けカリキュラム。ゲーム・歌なども取り入れている。 | お子さん向けにオンライン英会話を探している家庭 |
※具体的な料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。申込前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
タイプ別おすすめオンライン英会話ランキング
ここからは、上の比較表をもとに「目的別」に候補を絞り込んでいきます。
どのタイプにも無理に1位を作るのではなく、「この目的ならここから選べば失敗しにくい」 という観点で紹介します。
① まず1社選ぶなら:バランス重視タイプ
世界中の講師と豊富な教材が揃っているため、「とりあえず1社試すならDMM」 という人は多いです。 日常英会話・ビジネス・試験対策まで、学びたい内容が変化しても一本でカバーしやすいのが強みです。
メリット
- 講師の国籍・性格・得意分野が幅広く、相性の良い講師を見つけやすい
- 教材数が非常に多く、レベル別・目的別に細かく分かれている
- 日本人講師も選べるため、初心者の最初の一歩として安心
デメリット
- 選択肢が多すぎて、慣れるまで講師・教材選びに迷いやすい
- 人気講師は早めに予約が埋まることがある
② とにかく話す量を増やしたい:アウトプット重視タイプ
最大の特徴は、予約不要・回数無制限でレッスンが受けられる点です。 「毎回予約するのが面倒」「空いた5〜10分だけでも英語を話したい」という人には、他社よりも相性が良くなります。
メリット
- 思い立ったタイミングですぐ話せるため、学習ハードルが低い
- 短時間レッスンを何度も入れれば、1日あたりの発話量が増えやすい
- 家族割などを使えば家族全体でお得に利用できる
デメリット
- 「話し放題」を活かせないと、割高に感じる可能性がある
- 毎回のレッスンをしっかり振り返らないと、伸びを実感しにくい
③ 仕事で使う英語を伸ばしたい:ビジネス特化タイプ
Bizmatesは、一般的なスモールトークではなく、会議・交渉・プレゼン・メールなど
「仕事で使う英語」に特化したオンライン英会話です。
昇進・異動・転職など、明確なキャリア目標がある人にとって、投資対効果の高い選択肢になりやすいです。
メリット
- 講師全員がビジネス経験者で、実務に即したフィードバックがもらえる
- 職種や業界に合わせた教材で、自分の仕事に近い場面を練習できる
- ビジネスマナーやロジカルスピーキングなど「英語+α」も学べる
デメリット
- 日常会話だけを軽く楽しみたい人にはオーバースペック
- 料金はやや高めなので、目的意識がないと続けにくい
④ 英会話が初めて・不安が大きい:超初心者タイプ
レアジョブは、学習カウンセリングやレッスンプランの提案など「学び方そのもの」まで相談しやすいのが特徴です。 「何から始めればいいか分からない」「単語・文法も自信がない」という人は、最初の1社として候補に入れて損はありません。
⑤ コスパ重視・予算を抑えたいタイプ
学研グループならではのカリキュラムで、テキスト学習と会話練習を組み合わせやすい仕組みです。
特に、平日昼間に時間が取れる人は、割安なプランでコスパ良く続けやすい のが魅力です。
失敗しないオンライン英会話の選び方5ステップ
ここからは、上位サイトではあまり詳細に書かれていない「実際の選び方」をステップ形式で整理します。 この順番で考えると、比較で迷いすぎることがグッと減ります。
ステップ1:目的を1つに絞る(欲張らない)
「日常英会話も、ビジネス英語も、TOEICも…」と全部を一度に追いかけると、教材もサービスも決まりません。
まずは 「半年後にどうなっていたいか」 を1つ決め、その目的に合うサービスに絞りましょう。
ステップ2:現実的な受講ペースを決める
「毎日受けるつもり」で契約しても、実際には週2〜3回しか受けられないケースは多いです。
最初は 「無理せず続けられる下限の回数」 から始め、慣れてきたら回数を増やす方が挫折しにくくなります。
ステップ3:講師・教材・予約システムの3点を見る
比較のときは、次の3つだけに絞って確認すると判断しやすくなります。
- 講師:国籍・人数・評価・自己紹介動画の印象
- 教材:自分のレベル・目的に合う教材が用意されているか
- 予約:何分前まで予約できるか・キャンセルルールはどうか
ステップ4:無料体験は「同じ条件」で2〜3社比較する
無料体験は、なんとなく受けると違いが分かりにくくなります。
できれば 同じテーマ・同じ時間帯 で2〜3社を試し、以下の観点でメモを取ると比較しやすくなります。
- 講師の話しやすさ・説明の分かりやすさ
- レッスン後に「また受けたい」と思えたか
- 通信・音声のトラブルはなかったか
ステップ5:完璧を求めず「8割納得」で始める
どれだけ比較しても、完璧なサービスは存在しません。
重要なのは、「英会話を始めること」 と 「続けること」。
8割納得できる1社が見つかったら、まずは1〜3ヶ月だけと決めて始めてみましょう。
初心者が陥りがちな失敗と挫折パターン
- 料金の安さだけで選び、講師との相性が合わずにやめてしまう
- 回数無制限プランを契約したのに、月数回しか受けていない
- 教材が難しすぎて、毎回レッスン前に憂うつになる
- 予約が取りにくく、段々と受講間隔が空いてしまう
- 「伸びている実感」が持てず、3ヶ月以内にやめてしまう
挫折を防ぐための3つの対策
1. レベルより「ちょっと簡単」な教材を選ぶ
毎回ヒーヒー言いながら受ける教材よりも、「ほぼ分かるけど、少しだけ新しい表現がある」教材の方が
続けやすく、結果的に上達も早くなります。
2. 週単位の目標だけに集中する
「半年でペラペラに」といった長期目標は、最初のうちは実感が持てません。
まずは 「今週は最低2回レッスンする」 など、週単位の目標だけに集中しましょう。
3. 1〜2ヶ月に1回、自分の成長を記録する
月に1回、同じトピックで自己紹介やフリートークを録音しておくと、後から聞き返したときに
「思ったより話せるようになっている」と実感しやすくなります。
無料体験を最大限に活かすチェックリスト
無料体験前に決めておくこと
- 今回の体験で確認したいこと(例:講師の雰囲気・通信環境・教材の分かりやすさ)
- 受講したい時間帯(平日夜・土日午前など)
- 話したいトピック(自己紹介・仕事・趣味など)
無料体験後に振り返るポイント
- 講師は話をよく聞いてくれたか、フィードバックは具体的だったか
- レッスン中に「緊張よりも楽しさ」が勝ったかどうか
- 予約〜受講〜終了までの流れはストレスなく使えたか
- 料金と内容を比較して「続けても良い」と思えるか
よくある質問(料金・上達スピード・続け方)
日常英会話を毎日25分続ける場合、月5千〜8千円前後が一つの目安です。
ビジネス特化や英語コーチングになると、月1万円以上かかることも珍しくありません。
まずは「半年間なら無理なく払える金額」で考えると、継続しやすくなります。
個人差はありますが、週2〜3回のレッスンを半年続けると「簡単な自己紹介や日常会話」には慣れてくる人が多いです。
仕事で使えるレベルを目指す場合は、1〜2年単位で考えつつ、途中でサービスや教材を見直していくと良いでしょう。
必ずしもそうとは限りません。人件費や運営体制の違いで料金が変わることも多く、
「高い=必ず質が良い」「安い=必ず質が悪い」とは言えません。
重要なのは、自分に合う講師と教材が見つかるかどうかです。必ず無料体験で判断しましょう。
会話力を伸ばすうえでオンライン英会話は非常に効果的ですが、
単語・文法・リスニングなどを 自習で補うと伸び方が大きく変わります。
通勤時間に単語アプリを使うなど、小さな自習を組み合わせるのがおすすめです。
まとめ:比較に迷ったら「続けやすい1社」から始める
オンライン英会話は、サービスごとに強みが違うため、「どこが一番良いか」ではなく「自分に一番合うか」で選ぶことが大切です。
- まず1社試したい・バランス重視:DMM英会話
- とにかく話す量を増やしたい:ネイティブキャンプ
- 仕事で使う英語を伸ばしたい:Bizmates
- 英会話が初めてで不安が大きい:レアジョブ英会話
- コスパ重視・平日昼に時間がある:kimini英会話
最後にもう一度、大事なポイントをまとめると——
- 目的を1つに絞ってから比較する
- 料金より「続けやすさ」と「講師との相性」を優先する
- 2〜3社の無料体験を同じ条件で受けて比べる
- 完璧なサービスを探すより、8割納得できる1社を決める
- 1〜3ヶ月だけと決めてまず始め、その後に見直す
この記事が、あなたにとって 「オンライン英会話選びの迷子」から抜け出すための地図 になれば幸いです。
気になったサービスがあれば、今日のうちに無料体験だけでも予約してみてください。
一歩踏み出したその日から、英語との距離は確実に縮まっていきます。
