📌 この記事の要点
- 芳根京子が11月11日放送の世界仰天ニュースに出演
- 夏のロケでおにぎりを食べて食中毒に
- メイク中から体調悪化、帰宅後の熱は40度
- 病院で点滴を打ち無事に回復
- その後、夏場のおにぎりに躊躇するように
- 笑福亭鶴瓶がMCを務める2時間スペシャル
芳根京子が明かした「おにぎりで食中毒」の過酷な体験
2025年11月11日午後8時から放送された日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」2時間スペシャルで、女優の芳根京子さん(28)が食中毒の体験を語りました。番組のMCを務める笑福亭鶴瓶さんから「食べ物で苦しんだ経験」について聞かれた芳根さんは、率直にその恐怖体験を明かしました。
「夏のロケの時に、おにぎりであたっちゃって…」と切り出した芳根さん。ロケ現場でおにぎりを食べた後、徐々に体調が悪化していったといいます。症状については「物凄いきつくて…メイクしてたらどんどん体調悪くて、家帰って熱測ったら40度とか」と、メイク中から異変を感じ始め、帰宅後には40度という高熱に苦しんだことを明かしました。
40度の高熱は非常に危険な状態です。芳根さんはすぐに病院に向かい、「点滴打ちに行って回復した」と無事に体調も戻ったといいます。しかし、この経験は芳根さんに大きな影響を与えました。「夏場に…ちょっと気になるようになっちゃって」と、夏になると苦い思い出がよぎり、おにぎりを食べることに躊躇(ちゅうちょ)するようになったと告白しました。
芳根京子のプロフィールと輝かしい経歴
芳根京子さんは1997年2月28日生まれの東京都出身で、現在28歳です。ジャパン・ミュージックエンターテインメント所属の女優として、数々のドラマや映画で活躍しています。身長は159cmで、清純派女優として多くのファンから支持されています。
芳根さんは都立高校1年生の時、友達に誘われて行ったライブ会場でスカウトされ芸能界入りを果たしました。2013年にフジテレビ系ドラマ「ラスト♡シンデレラ」で女優デビューを飾り、このドラマで主演を務めた篠原涼子さんを憧れの人として挙げています。
2014年にはNHK連続テレビ小説「花子とアン」に出演し、仲間由紀恵さんの娘役を演じました。そして2015年7月、キャストオーディションで選ばれ、2016年度後期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン・坂東すみれ役に抜擢されました。この朝ドラヒロイン役は芳根さんにとって大きな転機となり、全国的な知名度を獲得しました。
その後も、2018年の月9ドラマ「海月姫」で朝ドラ終了後初主演を務め、映画「累-かさね-」(2018年、土屋太鳳さんとダブル主演)、「散り椿」(2018年)での演技が評価され、第42回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。近年では「真犯人フラグ」(2021年)、「まどか26歳、研修医やってます!」(2025年)など、幅広い役柄に挑戦し続けています。
芳根京子が乗り越えた難病「ギラン・バレー症候群」
芳根京子さんの人生には、今回の食中毒体験以外にも大きな試練がありました。中学2年生の時に「ギラン・バレー症候群」という難病を発症したのです。ギラン・バレー症候群は、筋肉を動かす運動神経が障害されて、両手両足に力が入らなくなる病気で、日本では特定疾患に指定されている難病です。
芳根さんは「力が入らなくなる」症状に悩み、「1年間くらいは普通に学校に通うことが難しい時期はありました」と当時を振り返っています。手足にしびれや麻痺が出る病気で、10万人に1人という非常に稀な病気です。急に体に力が入らなくなり、日常生活もままならない状態だったといいます。
しかし、芳根さんは約1年間かけてこの難病を克服しました。2016年の「べっぴんさん」ヒロイン発表会見では、「命の重さを実感しました」「芯の強さは、病気を経験して、自分で培ってきたもの」と語り、この経験が自分の強さになったことを明かしています。
難病を克服し、女優として大成した芳根さんの姿は、多くの人々に勇気を与えています。今回の食中毒体験も含め、様々な困難を乗り越えてきた芳根さんだからこそ、演技にも深みと説得力があるのでしょう。
夏場の食中毒リスクとおにぎりの危険性
芳根さんが経験したような夏場のおにぎりによる食中毒は、決して珍しいことではありません。おにぎりは手で握ることが多く、手についた黄色ブドウ球菌などの細菌が繁殖しやすい食品です。特に気温が高い夏場は、細菌の繁殖スピードが非常に速くなります。
黄色ブドウ球菌は人の手や皮膚、鼻や口の中などに常在している細菌で、手洗いが不十分だったり、手に傷があったりすると食品に付着しやすくなります。この菌が産生する毒素(エンテロトキシン)が食中毒の原因となり、摂取後2〜3時間で吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状が現れます。
芳根さんのケースでは40度の高熱も出ており、かなり重症だったことが伺えます。食中毒の症状は個人差がありますが、発熱を伴う場合は細菌性食中毒の可能性が高く、適切な治療が必要です。芳根さんがすぐに病院に行き、点滴治療を受けたのは正しい判断でした。
ロケ現場では、撮影スケジュールの都合上、食事の時間が不規則になったり、作り置きの食事を摂ることも多くあります。特に屋外ロケの場合、保管状況が適切でないこともあり、食中毒のリスクが高まります。芳根さんの経験は、芸能界で働く人々にとっても重要な教訓となるでしょう。
「ザ!世界仰天ニュース」について
「ザ!世界仰天ニュース」は、日本テレビ系列で2001年4月11日から放送されている長寿ドキュメントバラエティ番組です。通称は「仰天ニュース」で、世界中から集められた驚きの実話や事件、奇跡の体験談などを再現VTRとともに紹介しています。
MCは落語家の笑福亭鶴瓶さん(73)が番組開始当初から務めており、もう一人のMCは2024年まで中居正広さんが担当していました。アシスタントは杉原凜アナウンサーで、毎回様々なゲストを迎えてスタジオトークが繰り広げられます。
今回の11月11日放送の2時間スペシャルでは、「食の危険な勘違い5連発」という企画が組まれ、芳根京子さんの他にもKing & Princeの髙橋海人さんがゲスト出演しました。髙橋さんも「カキ」で食あたりした経験があり、遊園地でのドラマロケ中に腹痛に襲われる大ピンチになったエピソードを披露しています。
番組では他にも、「ニラ」と間違えて有毒植物を食べてしまった家族の話や、「ネギトロ」と思って生では絶対食べてはいけないものを食べてしまった夫婦の話など、食に関する危険な勘違いが紹介されました。これらの事例は視聴者に食の安全について考えるきっかけを与えています。
芸能人の食中毒体験エピソード
芳根京子さんや髙橋海人さんのように、芸能人の食中毒体験は意外と多く語られています。ロケや撮影現場での食事、海外ロケでの食事など、通常とは異なる環境での食事が原因となることが多いようです。
髙橋海人さんのケースでは、カキを食べた後に遊園地でのドラマロケ中に腹痛に襲われたといいます。カキによる食中毒は、ノロウイルスや腸炎ビブリオなどが原因となることが多く、特に冬場に多発します。撮影中という最悪のタイミングで症状が出てしまい、大変な思いをしたことでしょう。
芸能人は多忙なスケジュールの中で仕事をこなしており、食事の時間や場所も不規則になりがちです。体調管理が特に重要な職業であるにもかかわらず、食中毒のリスクに晒されやすい環境にあると言えます。
芳根さんが「夏場に…ちょっと気になるようになっちゃって」と語ったように、一度食中毒を経験すると、特定の食べ物や季節に対してトラウマのような感覚を持つようになることもあります。これは身体が自己防衛反応として記憶しているためで、決して神経質というわけではありません。
SNS上での反応と視聴者の声
芳根京子さんの食中毒体験が放送されると、SNS上では多くの反応が寄せられました。「芳根京子ちゃん、大変だったんだね」「40度の熱は危険すぎる」「自分も夏場のおにぎりは気をつけよう」といったコメントが多数見られます。
特に共感を呼んだのは、「夏場に気になるようになっちゃって」という部分です。「自分も食あたりしてから苦手になった食べ物がある」「トラウマになるのわかる」といった経験談も多く寄せられており、食中毒の心理的影響の大きさを物語っています。
また、「ロケ現場の食事管理って大変そう」「芸能人は体が資本なのに大変」という芸能界の労働環境を心配する声もありました。特に夏場の屋外ロケでは、食事の保管状況や衛生管理に十分な注意が必要だという指摘も見られます。
一方で、「芳根京子ちゃんが元気に活躍していて良かった」「難病も乗り越えた強い人だから食中毒も克服できた」という芳根さんへの応援メッセージも多数寄せられています。様々な困難を乗り越えてきた芳根さんだからこそ、ファンも安心して応援できるのでしょう。
今後の展望と芳根京子の活躍
芳根京子さんは現在28歳で、女優として円熟期を迎えています。2025年には「まどか26歳、研修医やってます!」でTBS系ドラマ約10年ぶりの主演を務めるなど、精力的に活動を続けています。また、フジテレビ系木曜劇場「波うららかに、めおと日和」では、帝国海軍に勤める男性と婚約する江端なつ美役で初主演を果たしました。
今回の世界仰天ニュースでの食中毒体験の告白は、芳根さんの率直で飾らない人柄を改めて印象づけました。難病を乗り越え、食中毒も経験し、それでも前向きに女優業に取り組む姿勢は、多くの人々に勇気を与えています。
芳根さんは清純派女優としてのイメージが強かった時期から、近年は「累-かさね-」のような複雑な役柄にも挑戦し、演技の幅を広げています。「べっぴんさん」での撮影中に心が折れそうになったことも正直に語る姿からは、プロフェッショナルとしての真摯な姿勢が伺えます。
今後も芳根京子さんは、様々な役柄に挑戦し、女優としてさらなる成長を遂げていくことでしょう。食中毒の経験も含め、人生で経験したすべてのことが演技の糧となり、より深みのある表現ができる女優になっていくはずです。ファンとしては、そんな芳根さんの活躍を見守り続けたいですね。
よくある質問(FAQ)
Q1: 芳根京子さんは何歳ですか?
A: 芳根京子さんは1997年2月28日生まれで、現在28歳です。東京都出身の女優で、ジャパン・ミュージックエンターテインメント所属です。
Q2: 芳根京子さんが食中毒になった原因は何ですか?
A: 夏のロケの際に食べたおにぎりが原因で食中毒になりました。メイク中から体調が悪化し、帰宅後に測った熱は40度に達したといいます。
Q3: ギラン・バレー症候群とはどんな病気ですか?
A: 筋肉を動かす運動神経が障害されて、両手両足に力が入らなくなる難病です。芳根さんは中学2年生の時にこの病気を発症し、約1年間かけて克服しました。10万人に1人という非常に稀な病気です。
Q4: 「世界仰天ニュース」はいつ放送されていますか?
A: 日本テレビ系列で毎週火曜日夜9時から放送されています。MCは笑福亭鶴瓶さんで、2001年4月から続く長寿番組です。
Q5: 芳根京子さんの代表作は何ですか?
A: 2016年度後期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン役が代表作です。その他、「花子とアン」「海月姫」「累-かさね-」「真犯人フラグ」「まどか26歳、研修医やってます!」などに出演しています。
Q6: 夏場のおにぎりで食中毒になりやすい理由は何ですか?
A: おにぎりは手で握ることが多く、手についた黄色ブドウ球菌などの細菌が繁殖しやすい食品です。特に気温が高い夏場は細菌の繁殖スピードが速くなり、食中毒のリスクが高まります。
まとめ
芳根京子さんが2025年11月11日放送の「ザ!世界仰天ニュース」で明かした食中毒体験は、夏場の食事管理の重要性を改めて認識させるものでした。夏のロケでおにぎりを食べて食中毒になり、40度の高熱に苦しんだという経験は、芸能界で働く人々だけでなく、すべての人にとって教訓となります。
芳根さんは中学2年生の時に難病「ギラン・バレー症候群」を発症し、約1年間かけて克服した経験を持っています。そうした困難を乗り越えてきたからこそ、現在の芳根さんの演技には深みと説得力があるのでしょう。NHK朝ドラ「べっぴんさん」のヒロインから、様々な役柄に挑戦し続ける芳根さんの姿は、多くのファンに勇気を与えています。
食中毒は一度経験すると、その食べ物や季節に対してトラウマのような感覚を持つようになることもあります。芳根さんが「夏場に気になるようになっちゃって」と語ったように、心理的な影響も大きいのです。しかし、そうした経験も含めて人生のすべてが演技の糧となり、より魅力的な女優へと成長していく芳根京子さん。今後の活躍にも大いに期待したいですね。
