大学生活が始まると、飲食や旅行、資格勉強などで支払いの場面が増えます。そんなとき役立つのがクレジットカードですが、「学生でも作れるの?」「審査は厳しい?」と不安に思う方も多いでしょう。
この記事では、学生が持ちやすくメリットの多いクレジットカードを3枚厳選し、それぞれの特徴・活用シーンを徹底的に解説します。さらに、選び方のポイントや注意点も整理しました。
学生がクレジットカードを持つメリット
まず、学生がクレジットカードを持つことには多くのメリットがあります。
- キャッシュレス決済で支払いがスムーズ
- ポイント還元で日常の出費を節約できる
- 海外旅行や留学時に必須の決済手段
- カード利用履歴が将来の信用情報となり、社会人後のローン審査に有利
- 学生専用カードなら年会費無料や手厚い特典が付く
おすすめの学生向けクレジットカード3選
1. 三井住友カード デビュープラス
ポイント還元率が常時2倍という点で、学生から絶大な支持を集める1枚です。年会費は初年度無料、翌年度以降も条件付きで無料になります。さらに26歳になると「三井住友カード プライムゴールド」へ自動ランクアップし、将来のキャリアにもつながります。
- 還元率:1.0%(通常の三井住友カードの2倍)
- 年会費:初年度無料、翌年度以降は条件付き無料
- 特徴:26歳で自動的にゴールドカードへ移行
- おすすめ用途:コンビニ・カフェ・ネットショッピング
2. 楽天カード(学生向け)
学生でも作りやすく、楽天市場での還元率3%以上が魅力。楽天経済圏を活用する学生には最強のカードです。年会費は完全無料で、アルバイト収入でも審査が通りやすいのも特徴。楽天トラベルや楽天モバイルとの相性も抜群です。
- 還元率:1.0%~3.0%以上(楽天市場利用時)
- 年会費:永年無料
- 特徴:楽天ポイントが貯まりやすく使いやすい
- おすすめ用途:日用品購入、旅行予約、スマホ料金支払い
3. JCB CARD W
18歳以上39歳以下限定で申し込めるJCBの人気カード。学生も申し込み可能で、常時ポイント2倍(1.0%還元)が特徴です。Amazonやセブン-イレブンなど特約店ではさらに還元率が上がり、ネットショッピングや日常利用で大活躍します。
- 還元率:1.0%~5.5%(特約店利用時)
- 年会費:永年無料
- 特徴:39歳までに作れば一生年会費無料で利用可能
- おすすめ用途:Amazon、コンビニ、サブスク決済
学生カード選びのポイント
- 年会費無料か条件付き無料かを確認
- ポイント還元率が高いものを優先
- 使う場所(ネット通販・コンビニ・旅行など)に合うカードを選ぶ
- 卒業後も使えるか(自動ランクアップや継続利用)を考慮
- 付帯保険(海外旅行傷害保険など)があるかチェック
学生がクレジットカードを使うときの注意点
便利な一方で、使い方を誤ると将来の信用に傷がつくこともあります。
- リボ払いは避ける(高金利で返済が膨らむ)
- 毎月の利用額は収入に見合う範囲にする
- 支払い遅延は絶対に避ける(信用情報に傷がつく)
- 不正利用対策として利用通知メールを設定する
- ポイント欲しさで無駄遣いしない
FAQ(よくある質問)
Q1. 学生でもクレジットカードは作れますか?
A. 18歳以上で安定収入(アルバイト含む)があれば、学生でも十分に作れます。親の同意が必要な場合もあります。
Q2. クレジットカードの審査は厳しいですか?
A. 学生専用カードや年会費無料カードは比較的審査が緩やかです。アルバイト収入があると通りやすくなります。
Q3. ポイント還元率で選ぶべき?
A. 日常利用が多い学生にとっては還元率が重要です。特に楽天カードやJCB CARD Wはおすすめです。
Q4. 海外旅行保険は必要ですか?
A. 留学や旅行に行く予定があるなら、海外旅行傷害保険付きのカードを選ぶのがおすすめです。
Q5. 卒業後も使えますか?
A. 多くのカードは卒業後もそのまま利用できます。中には自動的に上位カードへランクアップするものもあります。
まとめ|学生カードは将来への第一歩
学生向けクレジットカードは、ただの決済手段ではなく「信用情報を積み上げる第一歩」です。今回紹介した3枚はいずれも年会費無料で使いやすく、学生生活だけでなく将来のライフプランにも役立ちます。
クレジットカードを正しく活用すれば、節約・ポイント活用・信用構築の3つを同時に実現できます。ぜひあなたに合った1枚を見つけてください。